花見を楽しむための基礎知識

開花予想

お花見を楽しむためには、開花予想が重要な役割を果たします。そして、桜は前年の夏から花芽ができた状態で、休眠します。そして、いざ冬になり、低温に一定の期間さらされた後、休眠から覚め、次第に暖かく春の気候に変わっていくにしたがって、次第に芽が育ち、花開きます。

そして、このような気温が低いと開花が遅くなり、気温が高いと開花が早まるという性質を利用し、標本木を研究したり、自治体から集めた正確な観測データなどから予想します。そして、2月には49地点から開花傾向を予想し、3月以降には、これが90地点にアップします。

このように行われる開花予想ですが、毎年、気象庁からさくらの開花予想が数度、報道発表され、そのリサーチ対象としては桜の代表品種、ソメイヨシノに焦点を当てています。では、開花予想の開花とは、どのような状態を表しているのかというと、咲いている花が5~6輪程度といった状態です。

こうして、多くの人に待ち望まれて咲いた桜ではありますが、その花が咲いている期間は短いものです。地域によって差がありますが、北上していけばいくほど、期間は短くなっていきます。九州から東海や関東地方の辺りのエリアでは約7日間、北陸・東北地方などでのエリアでは約5日間、北海道では4日間程度となっています。

このように、だいたい1週間程度の開花期間ではありますが、開花してから、気温が下がる、花冷えという現象が起きると、花の開花期間は長くなるのですが、開花後に雨が降ってしまうと、花も弱り早く散ってしまいます。