花見とは

花見とは

花見とは、国民的行事と言っても過言ではないくらいに、春の定番の楽しみと言えるもので、ご存知の通り、一般的には桜の木の下で花を見て楽しむことです。2週間足らずしか咲かない、桜というこの限られた時間しか花を咲かすことができないものをめでるということで、風情がある催しの1つです。

この行事はかなり昔から日本で続いているもので、かつては、磯遊びなどと同じ意味合いを持ち、お花見をすると定められた節日があったようです。さらにさかのぼると、桜の木の下などで、今年も自分たちの村に来てもらえるようにと、山の神様を皆で迎えにいく行事でもあったようです。

このように、いろいろな意味合いを持ったお花見ですが、桜の花は最もお花見に適している、満開の時期で言えば、非常に短く、さらに激しい雨や風ですぐ散ってしまうほど弱い花でもあり、タイミングがたいへん難しいとも言えます。しかし、この開花期間の短さこそが、桜特有の美しさでもあり、人の命の儚さを表現する際に使われたり、花が散っていく様子はワビ・サビとして趣のあるものに受け取り、楽しむことができるのも日本特有ということができそうです。

また、花を見ながら、料理や花見酒と呼ばれる、花を見ながら酒を飲むことが風流だともされ花見とセットで、このような宴会を楽しむことが多くなっています。しかし、一方で、会社の宴会として使ったりするため、桜をめでることもなく、ひどく酔ったり、騒いだりしてしまう人もおり、問題となることもあります。さらに宴会などの場合には、桜の開花期間が短いだけに、場所の取り合いが発生し、早い時間帯から陣取りが行われます。